国産蕎麦は収穫の時期によって「夏蕎麦」「秋蕎麦」に分かれます。
夏蕎麦は春に種をまき、夏に収穫します。
秋蕎麦は夏に種をまき、秋に収穫します。
一般的に「新そば」と呼ばれるのは「秋蕎麦」のことです。
南北に長い日本では北海道が一番早く、9月頃から収穫されます。
そして、だんだんと南下していき九州では11月中旬頃に収穫されます。
昔から、蕎麦好きの人が「秋新」と呼んで区別していた新そばとは、「秋蕎麦」をさします。
薄緑の色と上品な香りが特徴の蕎麦です。
左京では、常に石臼で自家製粉した風味豊かなお蕎麦を提供していますが、やはり、1月頃までご賞味いただける「新そば」は格別です。