秋頃になると出石では「喧嘩だんじり」とも呼ばれる激しいお祭りが開催されます。
五穀豊穣を祝って行われる本お祭りは、江戸時代から続いているといわれています。
周辺11地区から、だんじりが終結し、だんじりを激しくぶつけ合います。
喧嘩だんじりは「ぶつけ合う」という説明がよくされますが、出石の喧嘩だんじりは、まず、2基のだんじりが直線上に向かい合い、一斉にスタート。
だんじりから伸びた担ぎ棒を、相手のだんじりのヤグラ目掛けて挿しあう感じです。
そして、ヤグラを壊した方が勝ちというルールで、基本的には勝敗がつくまで差し合いを繰り返しますが、時々、引き分けになる事もあります。
担ぎ棒が交差する瞬間、ヤグラが倒れ壊れる瞬間、勝利の瞬間など、迫力満点です。
神主様が祝詞を読み上げます
各地区よりだんじりが会場に入場してきます。
各地区よりだんじりが会場に入場してきます。
激しいお祭りです。警察の方も見守ります。
だんじり同士が向かい合い、ぶつかります。
担ぎ棒がヤグラを挿し倒しました。
お祭りが終わり、各地区に帰っていきます。