ソバはタデ科に属する一年生の草木植物です。
これまでに約20種類の野生種が発見されています。
原産地については、色々な説がありますが、京都大学の大西近江教授が1990年に中国雲南省で栽培ソバの野生祖先種を発見し、さらにその後の調査で、中国の三江地域(雲南省・四川省・東チベットの境界領域)で、栽培種が生まれた事が分かりました。
ソバはそこから世界各地へ伝播したと推測されています。
日本へは中国の北部か朝鮮半島を経由して入ってきたようです。
また、ソバの実やソバの花粉の出土状況から、縄文時代の後半(約3500年前)に、日本に伝わったといわれています。